開発・技術部
2017年入社

足立 哲

失敗を恐れず試す。
これが中野の製品開発につながると思います。

私の仕事は、私の仕事は、製品を開発・改良するにあたり、試験と改造を試行錯誤しながら製品をより良いものへと作り変えていく「実験」という仕事です。「実験」の仕事は、幅広い知識と経験が必要となります。構造や制御方法といった製品自体の知識、冷凍機などの関連設備の知識、データを取るための計測機器の知識がなくては試験を行うことができません。
また、試験の結果を分析し、どのような改造を施すかは試験の担当者自身に委ねられていて、知識と経験無しにはそういった判断ができません。私もまだ知識や経験が浅く、失敗することが数多くあります。しかし、改造の結果が予測通りのものとなった時にこの仕事のやりがいを感じます。また、失敗することで得られる知識や経験もとても大事なものなので、失敗を恐れず、とにかく様々なことを経験することが大事だと考えています。今はまだ失敗ばかりで、先輩の知識や経験を教わりながら試験を行っていますが、これから自分で得た知識や経験を生かして製品開発・改良に携わりたいと思っています。

開発・技術部
2010年入社

堀 みお

テストを積み重ねて、よりよい製品を探究する。
この仕事をどこまでも極めていきたい。

入社して3年間、ショーケースの設計や部品の手配などの業務で経験を積みました。そして2013年から1年ほど新製品の開発に携わった後、現在は実験を担当しています。
開発中あるいは改良が必要な製品に対してテストを行い、冷凍性能や省エネ性などを分析して、その結果を反映して新たな試作を行う。この「テスト → 試作」というサイクルを積み重ねて実用化に結びつけていくのが、私が取り組む実験という仕事のミッションです。
私は入社した頃からずっと開発や実験の仕事がしたくて、機会があるごとに希望を伝えていました。そんな願いが叶って現在とても充実しています。テストを積み重ねて問題点を解明していく実験は、とことん仕事を突き詰めていきたいタイプの私にとってぴったりの仕事。先輩たちの豊富な知識に触れると、経験が重要であることを痛感します。まだまだ駆け出しですが、この仕事をどこまでも極めていきたいと思っています。

開発・技術部
2003年入社

黒沢 ひろえ

会社では女性エンジニア、
家に帰ると3児の母になります。

私の部署は、ショーケースの新モデルの試作品を実際に冷却運転して、「性能試験」や「改良」を行い、新製品として性能が満足できるように仕上げを行っています。私はその中で、冷凍機が内蔵されているショーケースの実験を担当し、日々計測機器やパソコンを使用して業務を行っています。
私は、この会社で3回の産休・育休を取得しました。フルタイム勤務に戻った現在でも、家庭の事情等でなかなか思うように業務を進捗させられないことも多いですが、職場内・上司・家族からのサポートのおかげで、子育てをしながら大好きな理工系を続けることができています。私の仕事は家庭の食卓と密に接している面があるので、今後は主婦目線での考えでも、会社に貢献していけたら良いと考えています。

SAシステム部
2006年入社

安部 義明

特殊な要件をいかに電子制御に落とし込むか。
先進の省エネシステムの開発に取り組む。

入社して5年間、冷凍・冷蔵ショーケースの設計で経験を積み、2011年から1年間、ショーケースの実験・試作などに携わり、現在は「センサム ネットワークシステム」の開発を担当しています。これはスーパーマーケットなどの冷凍・冷蔵設備を集中管理することによって省エネなどを実現するもの。大型店舗ではショーケースの設置台数も100台ちかくあり、さらに冷凍・冷蔵ユニットなど多様な設備が関連します。
「センサム」の開発では電子制御技術が鍵を握ります。冷凍・冷蔵という特殊な世界で要求される機能や性能を、いかに電子制御に落とし込んでいくか。そこが開発の難しさであり、面白さでもあるのです。
また、設備全体を制御して最適化をするために、ショーケースから冷凍・冷蔵ユニットまでさまざまな機器に関する知識が必要となることも、「センサム」の開発の特徴だと感じています。 学生時時代の専攻は機械工学で、電子電気の知識が不足しているため、現在も勉強中です。まずは開発エンジニアとしてこの電子制御を極め、その経験を基盤にしてより幅広い領域で製品開発に関わっていきたいと考えています。

冷熱エンジニアリング部
2007年入社

中島 瞬

店舗それぞれのニーズを把握し、
最適な冷凍・冷蔵設備を設計する。

冷凍・冷蔵設備のシステム設計から施工管理までを担当するのが冷熱エンジニアリング部の役割です。私は主に首都圏に新規出店する大型スーパーマーケットを担当しています。
まず営業が受注してきた案件について、その営業担当者と打ち合わせをして、お客様の要望や店舗の特徴などを把握し、CADシステムを使って設計に取り組みます。次に設計が進んだ段階で、営業とともに直接お客様の本部に出向き、施工に向けた打ち合わせを行います。そして、現場の責任者として実際の施工に立ち合って、新店舗のオープン日を迎えるというのが大きな仕事の流れです。
さまざまな人たちと一緒になって新しい店舗をつくり上げていくプロセスがこの仕事の醍醐味です。また、それだけに新店舗のオープン日に味わう達成感も大きい。自分が設計に関わったお店はいつも気になって、週末にわざわざ遠回りして買い物に寄ったりしています。
これからは大規模店舗の全面リニューアルなど、設計的により困難な案件にもチャレンジしていきたいと思っています。また、首都圏ばかりでなく、もっと地方の店舗も手がけて、さまざまな土地で多様な人たちと一緒に経験を積み上げていきたいです。

メンテナンス部
1993年入社

阿部 祐二

当社製品のドクターとして、
お客様の信頼に応え、安心を支える。

スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどに設置されている当社の冷凍・冷蔵ショーケースのメンテナンスに携わっています。私が担当するエリアは、主に東京都心部。サービスカーに乗ってお客様のお店に出向き、定期的な保守点検やトラブルが発生した場合の修理を行っています。
お店の冷凍・冷蔵設備は、家庭用の冷蔵庫と違って調子が悪くなったからといって簡単に入れ替えることはできません。いつまでも安心してお客様に使っていただくためには、製品の品質はもちろんですが、私たちメンテナンス部門の役割が非常に重要。重大なトラブルを未然に防ぐように、日頃からきめ細かな保守点検を行うように心がけています。
冷凍・冷蔵ショーケースは普段からよく見かける身近な存在である一方で、とても特殊な分野。そのメンテナンスも非常に奥の深い仕事です。
また、お客様とダイレクトに接する機会が多いのもこの仕事の魅力。自分が一生懸命対応した製品がトラブルから無事に回復したのを確認して、「お疲れ様!ありがとう」とお客様から声をかけていただいた時などは達成感も格別です。